カツカレー日記(ただしカツが乗っているとは限らない )

土曜ということで目覚まし時計をかけずに寝たらかなりの寝坊をした。まだ風邪が治りきらないんだなあ、風邪には睡眠が一番だからなあ、と都合の良い解釈をした。

 

それでも数日引きこもっていたのでとにかく家から出ようぜ! と家族を鼓舞して歩いて街へ出た。特に家を出たがらない息子には、外に出たら絶対なんかいいことあるからさ、と言い含めて、とにかく家から出る。

いつもと違う道を歩いて街へ向かう。

この辺りの普通の民家でパン屋をやっているらしいと夫がGoogleマップを見ながら言うので、前を通ってみる。確かに家の前に小さく看板が出ていた。今度行ってみよう。

 

20分ほどで街へ着いて、通りかかった広めのパブで昼ごはんにすることにした。初めて入る店だったが、ファミレスくらい広い。大体の客が昼からビールをガブガブ飲んでいる。

KATSU CURRYがメニューにあったので頼んでみた。イギリスでいうカツカレーとは、日本風のカレーをさすのであり、カツが乗っているという意味ではないらしい。それどころかKATSU味とだけ書いているカップラーメンやお菓子などもあり、つまりそれだけで日本風カレー味のことなのだ。

しかしこちらの脳としては、カツカレーという文字を見ればやはりカツの存在を期待してしまうので、カツカレーの中でも、せめてチキンの揚げ物が乗っているカツカレーを頼んだ。

おいしかったけど、日本風なのかねこれは? ライスがココナツ風味で、それはイイネと思った。あととても安くてありがたい。

 

本など買って帰宅。あと半年で日本に帰らなくてはならないので、なんだか見慣れて日常になってしまったこの街も、もっと本腰入れて楽しまないとな。寝込んでいる場合じゃないのだよ。