何もない日々にも何かはある

冬休み明けが先週だったが休んでしまったので、1ヶ月ぶりくらいの英語教室。

教会主催の英語教室は無料な上に、コーヒーも出るし、なんとなんと、午後の聖書を学ぶクラスに出る人には軽食も出してもらえる。

写真がその軽食です。セルフサービスで食べ放題。

見た通り、別においしさとかはないです。

でも、無料だから…。

ありがたい!

 

半年もイギリスにいれば少しは英語が上達したかと思いきや、恐ろしいほど手応えがないのが現実である。

行けば喋らざるを得ないし、嫌でも上達するっしょ〜と甘く考えていたが、これがまあ、専業主婦だと、全く喋らざるを得るのだった。

オーケー、センキュー、ソーリー、イエス、ノーだけで何ら支障なく生活しています。

 

誰かともう少し深く話したいが、私などに時間を取らせるのも申し訳ないので、エルサスピークスというAI英会話に課金してみた。

AIがいろんなシチュエーションでロールプレイの相手をしてくれるのだが、突飛な設定で会話が始まるサプライズミーというコースがあり、あなたは人間になりたいアライグマです! 私は森の賢者のフクロウとしてあなたを導きます、などと言いだすので、エチュード(即興劇 )みたいでなかなか楽しい。

エチュード好きなんだよ。

 

英語教室が終わると急いで帰って、20分休んで息子を迎えに小学校へ行く。

とても寒い。

よく行き帰り一緒になるクラスメイトの親子がいるが、その男の子は息子をとても好いてくれているようで、言葉も碌に通じないのだが、かなりの熱意で一緒に帰りたがってくれる。息子がスタスタと先に学校を出てしまうとわんわん泣いてしまうほどだ。

(以前息子に、あの子はどうしてそんなに君が好きなのかねえ、となんとなく尋ねたら、俺が面白いからだと思うよ、と奇声を上げて変顔をする様をたくさん見せてくれた。自分のギャグセンに自信があるんだな )

あと半年で日本に帰ると、彼の父親には話してあるけど、彼はまだ知らないかもしれない。きっと泣いてしまうかもな、と想像すると切ない。でもきっとすぐ忘れちゃうかな、とも。

 

帰ってナンバーブロックスのおもちゃで遊んで、ご飯を作って(ここのスーパーの豚肉はけもの臭さが少ないとの情報をTwitterの在英邦人サークルで仕入れた豚肉を使った。正直よく分からなくなっている )、シャワーを浴びて、寝る。息子が隣で寝落ちるまでの時間で、暗闇の中、この日記を書いている。