カツカレー日記(ただしカツが乗っているとは限らない )

土曜ということで目覚まし時計をかけずに寝たらかなりの寝坊をした。まだ風邪が治りきらないんだなあ、風邪には睡眠が一番だからなあ、と都合の良い解釈をした。

 

それでも数日引きこもっていたのでとにかく家から出ようぜ! と家族を鼓舞して歩いて街へ出た。特に家を出たがらない息子には、外に出たら絶対なんかいいことあるからさ、と言い含めて、とにかく家から出る。

いつもと違う道を歩いて街へ向かう。

この辺りの普通の民家でパン屋をやっているらしいと夫がGoogleマップを見ながら言うので、前を通ってみる。確かに家の前に小さく看板が出ていた。今度行ってみよう。

 

20分ほどで街へ着いて、通りかかった広めのパブで昼ごはんにすることにした。初めて入る店だったが、ファミレスくらい広い。大体の客が昼からビールをガブガブ飲んでいる。

KATSU CURRYがメニューにあったので頼んでみた。イギリスでいうカツカレーとは、日本風のカレーをさすのであり、カツが乗っているという意味ではないらしい。それどころかKATSU味とだけ書いているカップラーメンやお菓子などもあり、つまりそれだけで日本風カレー味のことなのだ。

しかしこちらの脳としては、カツカレーという文字を見ればやはりカツの存在を期待してしまうので、カツカレーの中でも、せめてチキンの揚げ物が乗っているカツカレーを頼んだ。

おいしかったけど、日本風なのかねこれは? ライスがココナツ風味で、それはイイネと思った。あととても安くてありがたい。

 

本など買って帰宅。あと半年で日本に帰らなくてはならないので、なんだか見慣れて日常になってしまったこの街も、もっと本腰入れて楽しまないとな。寝込んでいる場合じゃないのだよ。

寝込み日記

寝込んでおりました。

 

本当に6日間(6日‼︎)ほとんど寝たりウダウダしたり、っあ〜! なんかな〜〜! とか言っていただけで何もしていない。

熱も上がったり下がったり、寝ても覚めてもただめまいがして起きていられないようなゆる〜い不調がずっと続いて、挙げ句に息子にも風邪がうつり発熱し学校もおやすみ、家から出ていない。

今日になってようやく回復してきた感じがあり、ほっとした。明日から頑張るぞ。

 

その間にチラシを描いた3月のお芝居(コント )の上演情報が解禁になった。画像のやつです。以下詳細。

http://honestpersons.sub.jp/

自分が何も成せなかった1週間なので成してる人たちの紹介して成した気になろうかな。

 

正直者達という劇団は大学時代のサークルの同期であるサミゾノタカシ氏がやっている社会人劇団で、たびたびチラシなどをやらせてもらっている。

残業中の社会人を違法に集めて三日三晩煮出したスープにセクハラしたい欲望を煮詰めてカエシにしたような濃いめのラーメンを出している。店長は頑固で信念は曲げないが、意外にGoogle食べログのレビューとかは気にして読んでいる(たぶん)。

全員食べた方がいいとは言えないが、もしかして好きかもの人は食べに行ってください。おいしいので。

 

ラーメン食べたくなってきたな。

ジュヌセパ

明日からもしかしたら1人でフランス行くかもしれなくて不安だ。

 

1人ならやめた方がいいかな?

子どもと2人はもっとやめた方がいいかな?

 

大学でフランス語とっていたが(だってオシャレだからね )、動詞の活用の多さと名詞性別制度に早々に匙をぶん投げて、教科書の和訳を丸暗記するというやり方で虚無の単位をもらった身だ。ジュスイジャポネーゼ、とケスクセ?、くらいしか覚えてない。あとイルフェボン。

 

というか、英語もわからないのにだよ。

行けるか? 無理か?

 

今日は朝からそんな不安を抱えながらもトボトボと旅支度をしたり家の食材をお腹に片付けたりしていた。

途中、旅になんか出たくない! と叫んだ息子にスーツケースに詰めた衣類を放り出されるという妨害を受けるなどした。本当にこの人は出不精だから困るのだ。この人の気持ちを尊重していたら私は家から一歩も出られない。

私も相当出不精だが、人がお膳立てしてくれた外出は全然する。子どもの頃の家族旅行だって、まあまあ喜んで行っていたと思うのに。

 

でもマカロンの写真を見せて、これ食べに行くんだよ! と言うと、アッサリ喜んでいた。

 

午後、街に買い物に出た際(息子には、買い物についてきてくれるならおやつのマドレーヌをもう一つやろう、と言ってなんとか同伴させた )、息子が固形の水彩絵の具セットを欲しがったので買った。

ほほう君も、絵をやる人なんですね、とお絵描き好きな私はホクホクしていたが、ひと通り使い方を教えて目を離していたら、ひたすらカップに色水を作ってせっせと冷凍庫で凍らせていた。

お雑煮(フリースタイル )

寝坊した。一年の計は元旦にあるのに。

 

昨夜は21時ごろからバンバンと花火が上がり始めた。こちらではそこそこの打ち上げ花火を個人で買う事ができるらしく、何かお祝いという日には夜中まであちこちであげている。

どうやってあげているのかが気になって、花火の根元を目指し外へ出てみたが、ウロウロするうち0時になって花火はフィナーレを迎えてしまった。けたたましい爆音とフーッみたいな歓声でフィナーレを感じたが、花火は建物に遮られて全然見えなかった。部屋から観ていた夫から、わー今すごいよ! とLINEが来たのでムッスリしながら、周りの真似をしてフーッみたいな声を少し出してみたが、生まれて初めてのことなので、全然下手だった。

 

それでそのあといろいろやって夜更かしをしてすっかり寝坊したが、今日くらいシリアルとベーグルはよしてお雑煮作った。

例年なら今ごろは、夫の実家でごちそうをいただきにいただいている頃なので、自分でお雑煮を作るのは何年ぶりだろう。

息子がお餅苦手なので(もちもちしてるものが嫌いらしい。なんでだよ! )、ご飯に塩と本だしをすこし混ぜたものを油で焼いてみた。

にんじんも、息子があっお花だかわいいと言ってくれるはずなので飾り切りにしておいた。案の定かわいがってくれて嬉しかった。

 

そうこうしながら呑気にTwitterを見たりしていて、石川の地震を知った。

胸がつぶれる気持ち。

幽体離脱大晦日

晦日でしたね。

実はこちらはまだ大晦日なのです。

Twitterでみんなが紅白の話をしたり新年の挨拶や抱負を述べたりしているのを、幽体にでもなったような気持ちで見ている。

 

これまでも時差を感じることは度々あったけど、来年に行ってしまった人たちの背中を遠くに見るのは、一段と感慨深いものがある。

たかが日付けなんですけどね。みんなもうずっと先の方を見てるから。私はまだ後ろを振り返ってるところなのに。

 

クリスマス当日はあらゆる店が閉まっていて、道路もガラガラだったが、今日は閉店を早める程度らしい。

明日は開店が遅いところも多いみたい。

 

スーパーの帰り、クリスマスにはしっかり閉めていたスタバが開いていたので、息子と寄った。

飲み物だけ買って帰るのと、お店の中で座るのどっちがいい? と聞いたところ、遠慮がちに、あのう、お店の中で座って、でも飲み物も飲みたいな…というので笑った。そうだな。聞き方が悪かったです。

スタバでお茶、みたいなことに少しずつ子どもが価値を見出してくれているかもしれなくて嬉しい。飲み物を飲む、みたいな秒で終わるイベントに何十分もかける楽しさをさ。

そうだ来年はスタバネームを決めたいな。商品を受け取るための名前を聞かれるんだけど、いつも聞かれることを忘れていて咄嗟に思いつかず、本名を述べては2、3回聞き返されてしまうので。ルーシーにしようかな。ビートルズにちなんだ。まだ今年なのに決めてしまった。

 

夜はまたそばにした。私の地元特有なのか知らないけど、実家の年末年始はいつもそばを箱で買い込み、巨大な鍋につゆを仕込み、大晦日の夜から三が日くらいは、おせちやお雑煮のほかはそばを食べ続けていた。だからやっぱり一回くらいは。

麺は乾麺だし、椎茸なくてよく分からないきのこだし、出汁は顆粒だったけど、ちゃんと年末の味がして良かった。

小晦

おせちの中で1番食べたいやつだけ作るか、と思い、なますを作ることにした。

大根は普通のスーパーにはまず並ばないようだ。ターニップというカブがあればそれでもいいやと思ってはじめは普通のスーパーに行ったが、今日はそれもなかった。ビーツ…近いか? としばし悩んだが、米酢も欲しいのを思い出して、アジア食材店へはしごすることにした。

 

よく行くアジア食材店は工場や倉庫の並ぶエリアをジグザグに進んだ果てにある。店の建物も倉庫のようだが繁盛している。お客はほとんどアジア人だが、たまにそうでない人たちも買い物している。

ひょろひょろの弱々しい大根と、米酢、そばの乾麺を買った。

レジで会計後、レシート要る? と聞かれるのを待っていたら、チャイニーズカレンダー要る? と聞かれ、えっカレンダー!?  とおそらく目を輝かせてしまった。ぜひおひとつと思い貰ってみると、いわゆる宣伝用の店名入りカレンダーなんだけど、箔押しがゴージャスでいかにも中国のめでたテイストなので嬉しくなった。月毎に全くテイストの違うフリーイラスト素材感の強い龍が載っている。

全然イギリスならではのカレンダーではないけど、引きで見るとこれを私が使うことにイギリスらしさがあるような気がするな。玄関のコート掛けにもう掛けた。

 

明日の年越しそばにしたくてそばを買ったのだったが、そば好きの息子にそばを買うところを見られていたので引き延ばせず、フライングしてもう食べてしまった。明日もそばでもいいですが。

なますも予定通り作ったけど、思ったより食卓での売れ行きが良く(っていうか私が食べた )新年までもたないかもしれない。

小晦

おせちの中で1番食べたいやつだけ作るか、と思い、なますを作ることにした。

大根は普通のスーパーにはまず並ばないようだ。ターニップというカブがあればそれでもいいやと思ってはじめは普通のスーパーに行ったが、今日はそれもなかった。ビーツ…近いか? としばし悩んだが、米酢も欲しいのを思い出して、アジア食材店へはしごすることにした。

 

よく行くアジア食材店は工場や倉庫の並ぶエリアをジグザグに進んだ果てにある。店の建物も倉庫のようだが繁盛している。お客はほとんどアジア人だが、たまにそうでない人たちも買い物している。

ひょろひょろの弱々しい大根と、米酢、そばの乾麺を買った。

レジで会計後、レシート要る? と聞かれるのを待っていたら、チャイニーズカレンダー要る? と聞かれ、えっカレンダー!?  とおそらく目を輝かせてしまった。ぜひおひとつと思い貰ってみると、いわゆる宣伝用の店名入りカレンダーなんだけど、箔押しがゴージャスでいかにも中国のめでたテイストなので嬉しくなった。月毎に全くテイストの違うフリーイラスト素材感の強い龍が載っている。

全然イギリスならではのカレンダーではないけど、引きで見るとこれを私が使うことにイギリスらしさがあるような気がするな。玄関のコート掛けにもう掛けた。

 

明日の年越しそばにしたくてそばを買ったのだったが、そば好きの息子にそばを買うところを見られていたので引き延ばせず、フライングしてもう食べてしまった。明日もそばでもいいですが。

なますも予定通り作ったけど、思ったより食卓での売れ行きが良く(っていうか私が食べた )新年までもたないかもしれない。